PC DEPOTに行ったら案の定PCをAPにするアレが投売りされていました。
1000円をわずかに切る価格で購入したのが、今回使用するLogitecのLAN-WN11/U2DSという"USB2.0対応 無線LANアダプタ"です。
品番にもあるとおり、任天堂のDSとかのユーザーが主なターゲットなのでしょう。
調べなおしたら、U2の後の品番で対応する無線LANの種類が違ったりするみたいですが、どうせスマホなんてそんなに速度出ないので問題ありません。
そもそもうちはADSLですしね。
そんな訳で説明書を全く読まずに、おもむろにこの商品をPCに挿入し、適当にドライバを突っ込んでみたところ、不可解な動作をし始めました。
この商品、APモードの他に、無線LANの子機としての機能も兼ね備えているのですが、初期の設定が子機の方になっていました。
DS向けを謳うなら、その辺の小学生でも挿してCDつっこめば使えるレベルじゃないとダメなんじゃねえかなと思いつつAPモードに切り替えると、エラーが出ました。
ICS is already bound by another network device.
こんな文面だったような気がします。
その文でググると、こんなページが出てきました。
http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=2836しかし、このページの解決方法は(少なくとも私にとっては)罠でした。
すでに外すべき(とされている)チェックボックスにはチェックが入っていません。
若干悩みましたが、よく読むと
「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する」
とあります。
・・・これってオフにしたら繋がるはずなくないですか?
この製品のAPモードって、PCの通信にWifiでぶらさがっている機器の通信をのっけるものじゃないんですか?
そう思ってこのチェックボックスにチェックを入れたところ、動作し始めました。
このチェックボックスをオンにするという記述をどこでも見かけなかったので、ここで書いておこうと思ったわけです。
そうそう、この製品を普通に動作させるといわゆるFONルーターのような挙動を示します。
IS01から見るとオープンネットワークが構築されていました。
オープンネットワークとは、簡単に言えば誰でもパスワードなしにそのネットワークを使えてしまいます。
ほとんどのISPの利用規約で禁止されている(はずである)し、タダ乗りされて万が一違法なサイトに繋がれでもして、ある日突然警察が来たりしたら嫌ですよね。
そんな訳で、セキュリティだけはちゃんと有効にしておきましょう。
LogitecソフトウェアAPユーティリティの設定タブから"セキュリティ設定"というボタンを探しましょう。
認証方式をWPA2-PSKへ変更し、10文字ぐらいのパスを設定すればOKです。
セキュリティを有効にしたらIS01からWifiを探しましょう。
メインメニュー→設定→通信→Wifi設定から、Wifi利用のチェックボックスにチェックを入れます。
IS01のある場所から、近くのAPを探しに行きます。
自分の設定したSSID(標準であれば恐らくLogitecAPという名前です)と同一のものが出てきたらそれをタップします。
パスワードの入力を求められますので、先ほどのパスワードを打ち込めばOKです。
晴れて繋がります。
あ、そうそう、この製品の標準の設定だとダイヤルアップ以下の速度しか出ません。
LogitecソフトウェアAPユーティリティの設定タブの中に、ビーコン(ms)という項目があります。
標準では100となっていますが、20に設定しなおしましょう。
十分な速度が得られるはずです。
蛇足ですが、20に設定したから速くなったし5とか1とかを試してみよう!とは思わないほうがいいです。
20が設定できる最小値です・・・ww
安くWifi環境を作るにはこういったアダプタ系が一番安上がりだろうと思います。
お試しください。
では。
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